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師走の日々となんじゃこりゃ。



師走が忙しいのは日本もフランスも、いえ、きっと世界共通なのだと思います。たぶん。

 

昨日くらいに、12月になったばかりのつもりだったのに、恐ろしいことにもうすぐクリスマス、そして大晦日がやってくるという年の瀬。

 

この12月は日本からやってくる友人達や、日本にいた頃にお世話になったお客様もパリにいらして、忙しくも充実した日々でした。

 

 

子ども達の学校も慌ただしく、なんだかやる事多くてクラクラします。

しかも冬時間になってからというもの日照時間も少なく、それでなくても忙しいのに、なんだか気がついたら夜?みたいな感じです。

 

写真撮ってもだいたい暗い夜の写真ばかり。

だって、朝起きたら真っ暗な冬時間。

朝靄の中、毎朝子ども達を学校に送っていきます。

 


そんな慌ただしい日々の中ですが、街はどこもかしこもここぞとばかりにキラキラしています。

 

フランスの街並みとクリスマスイルミネーションというものは、とても良く似合いますね。

 

 




街のショーウィンドゥもなんだか「パーティに行こうぜ!」的なものが多く、浮ついた感に溢れています。



なんと言いましょうか、なんだかキラキラしてて眩しくて、夜の遊園地やサーカスのような刹那的な美しさは見ていてなんとなく切なくなるのは不思議です。

 

 


そして、遅ればせながらも我が家にもクリスマスツリーを飾りました。

 


そして、フランスの子ども達が大好きな、クリスマスまでの日めくりチョコレートカレンダー。

フランス人の友達から子ども達にプレゼントにいただきました。

 

これ、日めくりになってて、開けるとクリスマスモチーフのチョコが出てくるんです。

毎朝、開けては

「ママ!ノエルまであと◯日だよ!チョコ半分食べる?」

と顔半分のトナカイやクマや雪だるまの顔を渡してくれたりします。優しい。

 

サンタを信じ、クリスマスが待ち遠しい子ども達と、年末までのカウントダウンにプレッシャーを感じる母。

 


子ども達に、

「サンタさんに伝えるために、第三希望までクリスマスプレゼント言ってみて?」と言うと

娘は、第一希望にニンテンドースイッチとか言い出す始末。

 

母「いや、ほらニンテンドーって日本の会社なので、フランスのサンタさんには難しいんじゃないかな?ほらサンタさんも手に入りにくいものってあるから。」と言うと

 

娘「いや、売ってるよ、フランスでも!」とまっとうな返事が。

 

歳を重ねるごとに手強くなる。

 

息子はいっつも同じ「ポケモンカード」

 

でも、郵便ポストに入っていたトイザラスのカタログ内にある商品がいいらしく、いや、むしろこれでないと嫌らしい。

簡単そうで簡単でない。。。。

 

そしてその商品は店にはもうない。

 

母「サンタさんも店にない商品は無理なんじゃないかなー。」

 

息子「え!?なんでそんな事言うの!?サンタさんは店で買うんじゃないよ!!!」と泣きそうな顔。

 

そして娘にいたっては

「ねぇ、ママ。今年はサンタを一緒に待ち伏せしよう!」とか言い出した。えぇ?持久戦ですか今年は。

 

そんなこんなの年末です。

 

ショッピングモールでは、サンタと写真撮影15ユーロとかいうサービスが出ており、世知辛い世の中やな。。。と思いました。

 

母「サンタと写真撮るのにお金かかるなんて、本物のサンタじゃないと思う。」

子ども達「そうだそうだ!」

難なくクリア。ほ。。。

 


とりあえず、第三希望までなんとか聞き出すためにおもちゃ屋に連れて行くと、

「ようこんなアイデアが商品企画通ったな。どんだけ遊び心に溢れた会社やねん。いっそここで働きたいな。」という商品がありました。

 

例えばこのゴキちゃんゲーム。

迷路にいるゴキちゃんを誘導して、自分の陣地に行かせたら勝ち。たぶん。

かなり忠実なカサカサという動きをします。

対象年齢5歳-99歳。もはや老若男女どんとこーい!な商品。

一度買ったら生涯遊べる。

 

しかもこれは、息子の好きな商品。

友人の家にあるこのゲームにすっかりはまってしまった息子。

みんな飽きて別の遊びしてるのに息子はずっと一人で幸せそうに遊んでいました。

 

「うん、君そういうところあるよね。」と思った母。

 


そして、この商品。。。

 

企画段階で絶対に社内で試しただろうなと思うと

「やっぱり、いい会社だな。働きたい。」と思うこの一品。

 

過去にパッケージデザイン経験も豊富な私なので、この原稿を受け取った時のデザイナーの気持ちが手に取るようにわかりました。

 

うん、分かる。脱力してからの売れるためのデザイン展開を考えるプロセス。ちょっと気分を奮い立たせてから次に行くってあるよね、うん。

 

「このパッケージデザインで秀逸なのはやはり、右下の写真だな。」とか冷静に分析する私。

 

 


そして、次に目に飛び込んだこの商品。

 

パッケージの中から便器がちょっと見えてるのがポイント。

 

もはや何だか分からんけど、めっちゃ気になる。

 

日本でも「うんこ漢字ドリル」などが一世を風靡しましたが、子どものこういうの好きなのは世界共通ですね。

 

そんなもんばっかり見てるので、全然話が前に進まない年の瀬。。。

 

 

 

みなさまも風邪など召されませぬよう気をつけてくださいね^^