みなさん、こんにちは。
今日はお仕事紹介です。
この度、日本政府支援「France Curry Japonais カレーイベント」のフランス版ロゴを作成しました。
みなさんは日本のカレーを幼い頃から知っていると思いますが、実はこういったカレーは世界ではあまり知られていなくて日本独自のカレー文化とのこと。
確かに、フランスでも日本料理屋さん以外ではあのトロ〜っとしたカレーは見かけません。
日本のカレーを世界に!という今回のイベント。
セミナーなども催され、フランスでも多くのレストランで日本のカレーを取り入れた独自の一皿を作り上げ、それをスタンプラリーで食したレストランでスタンプを集めるという大きなイベントまで開催され盛り上がりました。
今回は、そのカレーイベントの顔ともいえるロゴを作成させていただきました。
【デザインコンセプト】
フランスに日本から黄金の波(カレー)がやってくるというビジュアルコンセプトでデザインいたしました。
かつて日本は「黄金の国」と言われていた由来とカレーの金色を取り入れ、それを波のようにデザインに組み込む事で、
世界にカレーの波(ニューウェーブ、流行)を起こすという意味を込めています。
中心の白い丸はカレー皿を上から見た状態を表現しており、白い部分はライス、波の部分はカレーをイメージしています。
そこに太陽が昇るように日本の国旗が顔を覗かせている様子は「日本のカレーが世界を照らす。」という意図です。
周りの紺色の部分は使用する場所やデザインにあわせて変更可能ですので、汎用性のある使用が出来ます。
日本と世界をデザインで繋ぎたいという思いで日々デザインをしているので、このロゴをデザインできたことは、私としても嬉しく光栄でした。
パリでも日本でも、街で自分のデザインに出会うのは嬉しいものですね。
Kiyomi TANAKA
パリを拠点に活動するクリエィティブディレクター&デザイナー。
自然が好きで、娘と息子とヴェルサイユで暮らしています。
日本でデザイン制作会社に勤務後、独立し日本郵政公社、帝国ホテル、JAなど大手企業や有名ホテルなどのデザインを手がける、その後、渡仏、ブランディングデザイン事務所[Fleurirdesign]設立。
ブティックやサロン、クリニックやカフェなどの立ち上げからのブランディングトータルデザインの経験も豊富です。
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