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【フランス生活日記】お鍋で炊くご飯

ヴェルサイユはすっかり秋。

写真は毎日息子の学校の送迎で通る道。

黄色い落ち葉が秋を感じます。

我が家は、息子と娘の三人家族なのですが、1日にお米4号を焚きます。

うちの子達は、フランス生まれフランス育ちなのに、お米が大好き。

育ち盛りなので夕食時など多い時は4杯もおかわりします。

なので、夜に4号炊いて、残ったご飯はおむすびにしておくのが日課です。

 

食欲の秋だというのに、長年使っていた、日本から持ってきた炊飯器が壊れました。

ちょうど良い機会だと、鍋炊きにする事にしました。

夏に日本に帰国した時に外出制限先のホテルで毎日お鍋でお米を炊いていたのですが、簡単で、たまに出来るおこげなども美味しく、何よりも場所を取らない事が気に入りました。

 

家にある、どのお鍋が一番美味しく炊けるのか、色々と試したところ、やはりル・クルーゼのお鍋が群を抜いて一番美味しく炊けました。

違う鍋でお米を炊く度、夕飯時は米の炊き具合と味について話し合いました。

蓋が重いから?鍋がしっかりしてるから?熱伝導の関係か?なぜかは分かりませんが、ル・クルーゼなら、炊飯器の時と同様に、いや時としてそれ以上に美味しくなる事が分かりました。

 

おむすびの具は、ツナマヨ、鰹節、昆布などがありますが、塩鮭や鮭フレークはフランスではなかなか売ってないので、自家製で作っています。

串に挿した鮭に、まんべんなくたっぷりめにゲランドの塩をふって、浮かせます。(図↓)

こうしておくと、鮭が水でベタベタしない。

1日か2日冷蔵庫に入れて浸透圧で水を出して、オーブンで焼いて細かにほぐして冷凍しておきます。

 

おむすびを作る時に、凍ったままおむすびに入れても食べる頃には解凍されていい感じに食べれます。

冷凍する前にほぐしておくと、冷凍しても簡単にほぐれるので必要な分だけ取り出しやすいのも良いです。

 

この日は、豆ご飯を炊いて、中は手作り鮭フレークを入れました。

 

子供たちはおむすびの具の中でも、特にこの鮭フレークが大好きなようで、いつも喜んでくれるので、手間をかけたぶんじんわり嬉しいです。

寒くなってきました。皆様もどうぞお風邪など召されませんように^^

Kiyomi TANAKA


パリを拠点に活動するクリエーティブディレクター&デザイナー。

日本でデザイン制作会社に勤務後、独立し日本郵政公社、帝国ホテル、JAなど大手企業や有名ホテルなどのデザインを手がける、その後、渡仏、ブランディングデザイン事務所[Fleurirdesign]設立。

ブティックやサロン、クリニックやカフェなどの立ち上げからのブランディングトータルデザインの経験も多数あります。