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ブルターニュの別荘に招待され行ってきました。

日本のニュースなどを見ると、猛暑とありますが、フランスも暑く、ヴェルサイユは現在35度。

先ほど、室内の温度計を見たら32度でした。

 

あまりに暑いので、7月に行った、ブルターニュの冷たい海に思いを馳せています。

 

ほんと冷たくて、なかなか入れなくて、入っても足がかじかむような水温のブルターニュの海。

波が押し寄せてくると、すんごい冷たい部分の中にちょっとあったかい部分があって、そこを求めてふらふら移動したのも良い思い出。

滞在中、快晴に恵まれて最高に美しかったです。

 

 

日本は夏休みも返上して学校で勉強しているというのに、フランスは、7月、8月と予告通りの二ヶ月間のバカンスで、

私も子ども達も7月に、お世話になっているマダムのブルターニュの家に招待されて行ってきました。

場所はブルターニュのGavresという町。

 

ヴェルサイユから車で5、6時間。

酔い止めを飲んでいたので、車中全く酔わず。酔い止めってすごい。

何よりも、家の前まで迎えに来てくれて、ずっと運転してくれたマダムが有り難すぎます。

 

 

マダムは町に到着してすぐに海のそばに車を停めて海を見せてくれました。

酔い止めが効いて、車中ウトウトして体力温存していたのでめっちゃ元気な子ども等。

息子の絵に描いたような「海だー!!!」ポーズが素晴らしい。

マダムはヴェルサイユ在住ですが、生まれ育った町に別荘があり、

いつも「海が近くて最高なの!清美も子供達も招待したい!!!」

と声をかけてくれていました。

 

聞くと、マダムは幼少期に真冬の海で島から島へと1時間から2時間かけて泳いでいたらしく、

そんな実力者のもとで、海で貝拾いなどゆるい事しかしないというのは許されないのは百も承知で

行くならもう絶対に夏しかない。と心に決めていました。

 

到着してすぐに水着に着替えて、海に。

案の定、やはり水は冷たい。。。。

 

 

目の前を、水着を来た綺麗なお姉さんが「きゃー!冷たーい!」と言って水に入っているのを追いかけるように若者2人が、度胸試しのように「ははは、全然つめたくないさ!ほらほらー。」と言いながら我先にと海に入って行きました。

 

「ふっ、若いわね。さぁ、みんな水にはこうやって入るのよ。」とマダムは持ってきた小さいボールを持ち出し、それをパスしながら海に入って行きます。

なんか楽しくて、私と子供達は水に入って行きましたが、途中、私と息子は水の冷たさに脱落し、かなり早い段階で砂浜に戻っていきました。

 

マダムはめっちゃポジティブな人で、娘とそういうところがすごく似てて、二人はいつも特に仲良しなのですが、ここでも、二人は意気投合しどんどん海に入っていきます。

マダムの辞書に「海にいるのに水に入らない」という選択肢はなく、心底、私と息子は娘がいてくれてよかった。。。と思いました。