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集客のため値下げしたいが、ブランド力は下げたくない場合の解決策。

ブランディングには人の数だけ道がある。

はじめましての敷居は低く。

 

会社を立ち上げ、まだ認知度があまりない場合、自社にとって適正価格だと思っていても、なかなか集客できないことがあります。

 

価格を決める際に最も重要なのは、そのサービスや商品の受け手が支払った価格に充分見合っていると満足する事です。

安易な価格競争の先に待っているのは、同業者の共倒れです。 

 

しかしながら、集客できないと当然やっていけません。

 

では、どうするか?

色んな方法がありますが、その中から一つご紹介したいのは「はじめの敷居を低くする事」。

 

その商品が本当に良いものであろうとも、いきなり高額な商品を購入するのは勇気が必要です。

今は、レビューや口コミがあり、実際にそのサービスや商品を手にした人の生の声が聞けるのでそれを参考にする人も多いです。

しかし、まだそれほどレビューがない場合などは、購入する側は何を判断基準にすれば良いのでしょうか?

 

そこで、自社のサービスを正しく伝えるブランディングが必要になってくるので

ブランディングがいかに大切かというのは分かっていただけると思います。

 

 

今モノや情報に溢れている世の中で、ブランディングが出来ていないために、素晴らしいサービスが誰に知られる事もなく埋もれている会社のなんて多い事か。

どんなに素晴らしいものも知らないと購入できません。

あなたのサービスはあなたにしかできないモノで、それを必要とする人は必ずいます。

なので、自分のサービスが必要な人に的確にここにあるよと伝える事が必要になってきます。

 

ブランディングはマーケティングの根底に必要なものだという事を念頭に入れ、ではどうすればブランド力を下げずに多くの人に来てもらうかについて説明します。

 

今回は、ブランディングに力を入れているからこそ、

集客のために自社のサービスの価格を下げるのに不安を感じているというお悩みを持つ方用の記事になります。

 

たくさんの方法がありますが、今回はその中から「初回限定キャンペーン」についてご説明します。

これを、ブランディングを絡めながらおさらいしようと思います。

 

 

 

価格について悩んだ時は、価格のみではなくサービス全体を見直す。

 

 

ブランディングの視点から見た「初回限定割引」。

 

 

言わずと知れた初回限定レッスンや初回購入割引は、商品やサービスに興味を持ってくれた人が始めの1回は割安に利用できるものです。

発信する側には、じっくりと自分のサービスや商品を知ってもらう事ができ、受け手側は、本来ならもっと高価なものをまずはお手頃価格で試し、そのサービスが本当に自分にとって価値があるのかを知る事が出来ます。

 

人は自分が価値のあるものにはお金を出し、それを値切ろうとしません。

価格ではなくサービスや商品を気に入ってくれ再度購入する人は多かれ少なかれファンであり

ブランディングにおいては、いかにファンを獲得するかがとても重要です。

 

ファンというとミーハーなイメージがあるかもしれませんが、

ここでいうファンは、リターン客であり、そのサービスや商品が好きな人を指します。

 

 

 

初回限定割引で重要なポイントとは。

その1「適正価格であるかどうか」

その2「支払った金額に見合う、もしくはそれ以上の満足を獲得できているか」

その3「また是非とも利用したいと感じてもらえているか」

その4「他のものよりも優れていると感じてもらっているか」

その5「ここでしか手に入れられないものか」

 

初回限定なので、敷居(価格)は低く、多くの人にサービスや商品を知ってもらいながら

実際の価格は下げる必要はなく、その初回でファンを獲得できるかどうかはあなた次第です。

 

全体的に値段を下げるデメリットは、値上げのタイミングが難しい上に、サービスの価値すら価格と共に下がってしまう危険性があります。

商品なら、使用する材料の質を下げないと採算はとれませんし、コンサルタントのような形のないサービスなら価格が下がれば避ける時間も少なくなり、避ける時間が同じなら睡眠時間なども少なくなり、結果として必然的に価値が下がります。

 

また、せっかくファンになってくれたのに、値上がりしたために悪印象になり離れて行ってしまうという危険性もあります。

 

初回限定割引をしても、もしリターンがない場合は、がっかりしますが自分のサービスを見直すチャンスです。

どこが問題だったのかを検討し改善する必要があります。

そこが価格だった場合、はじめて基本となる価格を下げる必要が出てきますので

値下げはこの段階で考えるのが良いでしょう。

 

また、ブランディングは人の数だけ道があり、商品やサービス内容、ターゲット層によっては異なりますので

臨機応変に対応する柔軟さも必要です。

 

 

 

フルリールデザインはブランディングをベースにしたデザインでお客様の未来を切り開きます。

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