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トゥッサンバカンスの思い出

フランスは今、再度の外出制限。

2週間のトゥッサンバカンスの最後に外出制限になりました。

それまでは、21時以降から翌朝までの外出制限だったので、その間できる範囲で楽しい事をしようと、トワリー動物園に行ってきました。

 

いつもお世話になっているマダムからSMSで「トワリーにゴリラがやってきた!」という情報をいただき、親子3人行ってきました。

 

ここしばらくフランスは雨が多く、鬱々とした天気が続いていたので、雨の中の動物園は考えただけでも寂しいので、晴れたら出かけようと決めていました。

午前、雨、午後も13時まで雨。

14時、晴れたー!という事で、閉園2時間前に到着。

晴れているけど時間はない。

大型滑り台、ふれあい動物広場に立ち寄りたいと言う子供達の意見に「帰りに寄ろう」と伝え、まっすぐ目指すはゴリラ。

 

でも、新しい場所だからか、満を辞してのゴリラオープンのはずなのに、看板が少なく、気がつけばゴリラを目指してのオリエンテーションのようになっていました。

ゴリラの看板通りに進んだのに、気がついたら虎園。

 

 

ならばゴリラはこっちか!?と進んだら、誰?

 

そして、半ばゴリラを諦めかけていた矢先のゴリラ園の入り口。

ゴリラ園は最近出来た施設で、とりわけ立派でした。

係の人が来場者と小話しているのを聞くと

「あの猿は今日初めて出したところなんだ。我々は、今、猿とゴリラの良い関係を見つけようとしている。」との事。

人間社会にも色々ありますが、猿とゴリラも色々あるようです。

 

最終的にマウンテンゴリラもじっくり見れて、

猿やゴリラや人の頭蓋骨の模型(だよね?)も並べてあり、ゴリラの表情の紹介なども加えて、ゴリラ園を満喫しました。

 

 

何よりも、ゴリラ園は本当に素晴らしく、最高の環境でした。

コンクリートを切り抜いた窓から絵画のように大自然が見え、

庭には大きい池と、真っ直ぐ伸びた木々の森があり、秋の空は美しく高く。

 

「あぁ、ここに住みたい。。。」と思わず口にしたら、娘に

「ママ、ここゴリラ園やで。」と言われました。

 

ゴリラ園を満喫し、後にして他の動物を見ていると他の人も

「Où sont les gori?(ゴリラはどこ?)」と言ってました。やはり、分かりにくいゴリラ園。

 

 今、フランスは外出制限に加え、テロも注意喚起されており、色々と気をつけないといけない状態ですが

春から今までの外出制限のない時期に、こうして少しでも楽しいことをしておくと頑張れますね。

 

いつも思うのですが、日常こそが幸せだなと。

当たり前に習い事をし、友人と会い、子どもと不安なく出かけれる。

また、そうなりますように。。。